「あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい｡主が来られる時が近づいているからです。」ヤコブの手紙 ５章８節
手紙の終わりである５章は、金持ちへの警告で始まります。
ここで言う金持ちとは、同胞を苦しめても平気であり、その人たちから多くの物を搾取して自分だけ豊かな生活をする人のことです。
この金持ちは、地上での生活を豊かにすることだけ望んでいます｡そして、その生活がずっと続くと思っています｡
しかし、それは思い違いをしています。
貧しい人、弱い人も、金持ちであっても、主の日と呼ばれる終末の日は同じように迎えるのです｡
それは避けられません。
終末の日は、さばきの日であり、実りの時でもあります。
耐え忍んだ人は｡その日には主から祝福のことばをいただいて恵みで豊かにされます｡
一人一人の今の状況は違いますが、耐え忍んでいくことは必要です。
それは痛み苦しみを、我慢するということとは違います。
主のみことばに信頼して、主に従い通すことを言います｡
主に従おうとする時には、この世の価値観と対立して耐え忍ばなければならない時があるのです。
しかし、イエス様と再会する終末の日は近いのです｡
危機感をもってその日を迎えたい。いい加減に過ごしていることはできません。
主の日は近い。
同時に私たちは祈らなければなりません。「主イエスよ来てください」
「しかり、わたしはすぐに来る」
イエス様は約束してくださっています。
シャローム
