「初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。」 ヨハネの福音書 1章1節

今日からヨハネの福音書を読みます。
イエスさまの生涯について知らせ、証しする福音書は四つありますが「共観福音書」と呼ばれる他の三つの福音書と比べると、このヨハネはかなり違った表現が見られます。
それはこの福音署の冒頭のひと言から違っています。

「ことば」という表現を用います。
ことばとはイエスさまのことです。
そのことば、イエスさまの存在について、証しします。

「初めにことばがあった」とは、天地創造の初めから、創世記の1章1節の初めから存在した方であると証しします。
その時から、ことば、イエスさまは神とともに存在したのです。
天と地とすべての被造物が造られる前から存在されていたのです。
「神とともにあった」とは、ことばが、最初から存在された方であり、神と同棟の方であることを示します。
更に続けて、繰り返すのはことばの存在です。
「ことばは神であった」
被造物ではなく、神そのものであることを証しします。

イエスさまが天地創造の初めから存在された神であり、今も生きておられる方です。

ことばと言う表現を通して知るのは、私たちはこの世界に起きる現象や出来事ではなく、まず初めに神さまの語られることばに耳を傾け、聞くと言うことが私の人生に大切なことだということです。
私の一日の初めに「初めにことばがあった」ということを聞き、私の一日はイエスさまのことばから始ることを覚えたい。
シャローム