「もしかすると、神が思い直してあわれみ、その燃える怒りを収められ、私たちは滅びないですむかもしれない。」」ヨナ書 3章9節

ヨナがニネベは滅びるという主のことばを伝えたことで、ニネベの王が答えた言葉です。
王と大臣、町の人はヨナの告げたことばを信じました。
主の前に罪を重ねてきた人たちが、ヨナのことばを信じたのは驚きます。
主の召しにヨナが答え、町の人がそのことばに答えるとき、そこには聖霊の助けがあるのです。

王の発言で心に留まるのは、王が赦しを求めるのではなく、神のあわれみを求めていることです。
罪にはさばきがあります。
さばきの宣告は、既に告げられてしまったのです。
赦しを求めるのには遅過ぎたのです。
もっと以前に、主の前に悔い改めるべきでした。

しかし、あわれみ深い主の前にはするべきことと、求めるものがあります。
悔い改めて、遅過ぎると分かっていても、それでもなお、あわれみを求めるのです。

主はどこまでもあわれみ深い方。愛の方です。
滅ぼすよりは生かしてくださる方なのです。

あわれみ深い神を信じて歩み続けたい。

シャローム