「あなたがたが主にあって堅く立っているなら、今、私たちの心は生き返るからです。」 テサロニケ人への手紙 第一 3章8節
「私たちの心は生き返るから」は「私たちは生きるから」とも訳することができます。
心も身体も生きるとは、どういうことでしょうか。
生きているつもりでも、実は死んだような者だということがあるのです。
それは罪を悔い改めないまま生きるならば、真に生きていることにならないのです。
滅びに向っている道を進むことは生きているとは言えないのです。
しかし、ここで最初に語るように、主にあって堅く立っているなら、生き返るのです。
新しく生きるようになるのです。滅びから新しいいのちに生きるのです。
それは信仰に生きること。主イエスを信じてい歩むことです。
この頃、テサロニケの教会には苦難があったようです。
しかし、苦難の中にあっても、宣教に歩むパウロを愛して支える信仰生活を送るテサロニケの人たちは、苦難の中で堅くたっている人たちです。
この人たちは、滅びることはなく生きるのです。
また、この人たちの生き方は、パウロを初めとする人たちを励ますことになります。
それがまた、真に生きることだと言えるのです。
主イエスを信じて生きる、堅く信仰を守る時に、自分を生かし、隣人を生かす生き方になります。
堅く守りたい。
シャローム