「義の実を結ばせる種は、平和をつくる人々によって平和のうちに蒔かれるのです。」ヤコブの手紙 3章18節
イエス様を信じた人は、イエス様の使者、大使として福音を伝え、イエス様の愛を実践して広げる使命を受け取っています。
そして私たちは、それを喜んでおこなっているはずです。
でも、ヤコブはここ3章では、舌を制御できないことを、信仰者に強く訴えます。
良い言葉と悪い言葉。
甘い水と苦い水。
賛美と呪い。
相反すること、言葉を私たちの舌は出してしまうのです。
福音を伝えながら、そこに分裂や不協和を生み出すようなおこないを舌はしてしまう危険があるのです。
しかし福音は、罪を赦して義とされる言葉です。
その言葉を伝えようとする者は、いつも平和の言葉を舌に上らせて平和を作る者にならなければならないのです。
平和な言葉を口にする人が、平和を作るのと同時に、義の実を結ばせるのです。
義と平和が相反するようなことがあってはならないのです。
破壊と分裂の言葉は、その人から出た瞬間からその影響は直ぐに表れていくでしょう。恐ろしいことです。
しかし、義の実を結ばせる言葉は、ゆっくりと後になってその影響は実を結びます。
ですから、私たちは慌てることなく焦ることなく、主に期待しつつかの日に義の実が結ばれることを信じて平和の内に種まきをしましょう。
今日も、種を蒔く機会はあります。
シャローム