「しかし私は、神の家に生い茂るオリーブの木。 私は世々限りなく 神の恵みに拠り頼む。」詩篇 52篇8節

1節で、神を信じることも信頼することもなく、自分の力を誇る人を勇士と表現します。
多くの人は、勇士と聞くと尊敬し羨望の目を向けるのでしょう。
しかし勇士は、神に背き人々を愛することのない人です。
自分の利益、名誉というものを一番に求める人です。

勇士はやがて神にさばかれて打ち砕かれていきます。
頼みとする自分の力は、神の前には無力です。

しかし詩人は、神に信頼して歩みます。
その結果、詩人は滅びることなく、豊かに歩むことができます。
もちろん、すべてが自分の望む通りの豊かさではなく、神が良いものとされる豊かなもので満たされるのです。
それが多くの実を結ぶオリーブの木という表現です。
豊かに生い茂る葉、多くの実を結ぶ果実があります。
それは失われません。

詩人は、いつも、いつまでも主を信じて歩むます。
神を信じて歩む人は、神の恵みを拠り頼む人であり、乏しいことがありません。

生い茂るオリーブとは、イエス様に繋がっている人です。
シャローム