「「今、わたしは立ち上がる。 ー主は言われるー 今、わたしは自らを高くあげ、 今、わたしは自らを高める。」イザヤ書 33章10節
2節の「主よ。あわれんでください」との祈りに、主が答えてくださるのです。
イスラエルの人々の中にも罪が広がり、アッシリアにも罪が深いのです。
ここ10節には「今」と言う言葉が3度も繰り返されます。
主が、祈りに答えてくださるという、その時を強調するのです。
主が、定められた時に、アッシリアをさばき、イスラエルの罪をさばきます。同時に、主に信頼する者の祈りに答えてくださるのです。
自分の力を頼りとして誇る者が、主をどんなに嘲ったとしても、主がご自分で栄光を現すことができる方です。
主は、ご計画の通りに救ってくださる。
主ご自身が働き救ってくださる。
主が、立ち上がって救ってくださるとは、なんと力強いことでしょう。
今、その時が信仰者が報われる時であり、主の栄光が現れる時です。
主が、救ってくださる時は、私たちの願っていた時とは、違うことが多いのです。
しかし、主の立ち上がる時こそが、最善の時です。
祈りは、打ち捨てられることはなく、祈りは虚しく空中に消えてしまうこともありません。
主は、必ず答えてくださるのです。
主は、あわれみ深い方です。
私たちは、主の今と言う時を信じて祈るのです。
シャローム