「イエスは永遠に存在されるので、変わることがない祭司職を持っておられます。」ヘブル人への手紙 7章24節

7章は、かなり難解な内容が続く章だと感じます。
祭司職に関して語ります。
人であるアロンの家系の祭司と祭司としてのイエスの違いを示します。
イエス様は私たちのための祭司となりました。
本来、ユダヤ人の中で祭司となるのはアロンの家系であるレビ族の人間でなければなりません。
しかし、イエス様はユダ族の人として地上に生まれました。
ですから、初めてレビ族以外からの祭司なのです。
そして、ここで大切なのは、レビ族の祭司はみんな例外なく死ぬということです。当然です。
そのため、祭司は代替わりをして、変わっていくのです。

しかし、神であり、十字架の死を通りよみがえられたイエス様は、死でその働きが終わることがありません。
永遠に大切で、唯一の祭司としての役目を果たすのです。
私たちのために永遠にです。そして永遠に、いつも変わることのない永遠の父なる神様に取りなしてくださり、祭司の役目をしてくださっているのです。

ですから、私たちの内の誰であっても、イエス様を頼りとするならば、イエス様はその人を永遠に変わることのない祭司として取りなして、救ってくださるのです。

レビ族ではない外のユダ族から来てくださった祭司であり、私たち人の外から来てくださって人となって、私たちの歴史に飛び込んでくださった永遠の祭司であるイエス様は、私のためにすべての必要な執り成しを果たしてくださるのです。

永遠の方、変わることのない方であるイエス様に信頼して今日も歩もう。

シャローム