「私の兄弟たち。あなたがたは、私たちの主、栄光のイエス・キリストへの信仰を持っていながら、人をえこひいきすることがあってはなりません。」ヤコブの手紙 2章1節
ヤコブは2章でかなり厳しい言葉を語ります。
1節も最初から「私の兄弟」と愛情を込めた言葉で語りかけたかと思えば、突然「えこひいきすることがあってはなりません」と厳しく命じるのです。
当然、金持ちと貧しい人の両方の人が集っている教会の中で(それが一部の人であっても)実際にえこひいきをして、貧しい人をないがしろにするようなことが起きていたのでしょう。
しかし私たちは皆、イエス・キリストにあって一つとされた兄弟なのです。
そして、小さくて弱い存在であった私を主イエスは愛して選び出してくださったのです。
それなのに、自分の隣にいる礼拝者を差別してしまうようなことがあれば、それは律法を破るだけでなく、イエス様を深く悲しませることになるのです。
ですから、私たちは、イエス様が取るに足りない私を愛してくださった愛で、その愛に倣って教会に集う人たち、教会に誘うべき人たちを愛していくことが求められているのです。
ヤコブの厳しいことばは、それだけ深くイエス様を愛している証拠なのですから、私たちもヤコブに続く者になっていきましょう。
今日は日曜日です。イエス様に愛された一人一人が召し出されて一つになって礼拝する最高の時間があります。
シャローム