「バラムが目を上げると、イスラエルがその部族ごとに宿っているのが見えた。すると、神の霊が彼の上に臨んだ。」 民数記 24章2節

バラク王に命じられて、イスラエルを呪おうとしていたバラムに神の霊が臨んでいます。
バラムが見ているのは、部族ごとに宿っているイスラエルの民です。でもそれは、ただ、整然と宿営している様子だけではありません。
主の言葉のとおりに従って宿っている姿を表しています。
主に従う人の姿がそこにあるのです。

一方で、主に敵対して、主が愛している民を呪うとするバラムがいます。

しかし、全能で、全てを治められる主は、主を信じない人、主に敵対する人の上にさえ、臨むことができます。
その敵対する人さえも、主は、時に用いられます。
敵対する人を用いて、イスラエルの民を呪うのではなく、祝福することができるのです。

主のことばに従う人の上には、主の恵みの目がいつも注がれています。
そして主は、その人を全能の御手で守られます。
主が祝福する人を、他の人が呪うことはできません、主の祝福を取り去ることも不可能です。

私たちはいつも主を見上げていきましょう。

シャローム