「ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、主がお話しになったことを思い出しなさい。」 ルカの福音書 24章6節

十字架の上で処刑されてから三日目の朝の出来事です。
女性たちが、イエスさまの身体が納められた墓を見に来ると、そこは空でした。
丁寧な葬りをしたいと、香料を手にしてやって来た彼女らは途方にくれました。
私たちの常識が通用しないことが起きているのです。
亡くなったイエスさまの身体が紛失したのではありません。誰か、人の手によって身体が動かされたりしたのでもありません。
人の手によるのではなく、神が働かれたのです。

御使いは女性たちに教えます。
「ここにはおられません」
一度死に、死を打ち破られたイエスさまは墓にはおられません。
女性たち、弟子たち、私たちのために新しい働きを始めらているのです。

イエスさまが、私たちに語られたことばを心に刻んでおくことが大切です。いや、イエスさまのことばは既に刻まれています。
私が、途方にくれる時、聖霊さまが導き、イエスさまのことばを思い出させてくれます。
そこには、罪の赦しと永遠のいのちの約束が語られていました。
イエスさまのことばは力があります。私を新しく変える力があります。

私たちは途方にくれることが起きても、イエスさまのことばによって新しく立ち上がり歩み出せる。
思い出しなさい。あなたのためにイエスさまが語られたことばがあります。
シャローム