「一方、少年サムエルは、主にも人にもいつくしまれ、ますます成長した。」サムエル記 第1 2章26節 (2017新改訳)

祭司エリのもとで、生活をして見習いのような形で神殿で奉仕していたのは、ハンナの息子サムエルでした。
聖書は、サムエルが主の前に仕えていた、と記します。18節。
そして21節では、主のみもとで成長したとも、記します。
そしてここ26節で、サムエルが主に愛されている特別な子であり、人々にもいつくしまれていることを示します。
そしてますます成長したのです。

新約聖書で、イエス様が、地上に人として生れてくださり、成長したことが記されている箇所を思い起こします。
ルカの福音書2章52節「イエスは神と人とにいつくしまれ、知恵が増し加わり、背たけも伸びていった。」

サムエルは特別なのです。
でも、同時に私たちと同じです。
主の前に仕えること。
主を愛して、主のことばに従うこと。
これが私たちと同じです。

この頃、祭司エリの二人の息子は、主を侮り、主の前に罪を幾つも重ねていました。
サムエルとの対比がものすごいのです。

サムエルは、回りに惑わされないで、主に仕え、そして成長したのです。
私たちも成長するのです。
大人になっても主の前に成長していく者なのです。
サムエルと同じです。同じになれるのです。

私も今、主のいつくしまれ。
今、主の前に成長しているのです。
それを喜び味わっていきたい朝です。
シャローム