「しかし 主よ 私はあなたに信頼します。 私は告白します。 「あなたこそ私の神です。」」詩篇 31篇14節

詩人はとても苦しい状況に追い込まれています。
9,10節を読むと、詩人の困難は身体だけではなく心が衰え果ててしまうほどだと分かります。
その上、周りの人は詩人から離れ、彼のことを死んでしまった人と同じように扱うのです。12節。

しかし、この31篇の最後には、主の助けを経験した信仰者として、周りの人たちに主を信じるように勧めるのです。23節。
そして諦めず、恐れないで主にだけ信頼せよと、教え勧めるのです。

詩人はとても大変な状況を経験しました。一度は、もう神にも見捨てられたと、感じるほどの苦しみでした。
しかし、詩人はその苦しみ困難の真っ最中に、こう叫んだのです。
14節です。
「しかし 主よ 私はあなたに信頼します。 私は告白します。 「あなたこそ私の神です。」
困難の中で主にだけ、助けを求める声を上げることができて、信頼できるのは大切なことです。
それにも勝って、大切なことは、主への信仰を告白し、主を賛美することです。

何をおいても「あなたこそ私の神です。」と、告白できる者でいたい。
いつでも「あなたこそ私の神です。」と、告白する者でいたい。

主は、その人を誠実に守ってくださり助け出し、祝福してくださる。
シャローム