「人々が東からも西からも、また南からも北からも来て、神の国で食卓に着きます。」 ルカの福音書 13章29節

イエスさまが、救われる人について教えてくださったお話しの結びのことばです。
食卓に着くとは、なんと具体的で喜びのある約束でしょうか。
罪が赦されて神の国に入ることができるというのは、抽象的なことではないのです。
神さまが約束してくださり、食卓に招かれた者として、一緒に宴会を楽しむのです。
それが終末の日に、イエスさまを信じた人に与えられるものです。

ここには、世界中から信じた人が招かれて集うことが、東、西、南、北からと丁寧に語られます。
神さまに取りこぼしはないのです。
招きは、東に住む人、西、南、北に生きるすべての人に届けられます。
それに答えることが私たちに求められていることです。

招き、招待状は封を切り、返事を出さなければその価値はありません。
具体的で、喜びのある神の国の食卓に自分が着いて、神の備えてくださった祝宴を楽しむ姿を思い描きながら、みことばに聞き従う一日を歩みましょう。
主の日、日曜日の礼拝の日です。
神の国の食卓の前菜を味わえるひとときです。心から礼拝を喜び献げましょう。
シャローム