「私は平安のうちに言った。「私は決して揺るがされない」と。」詩篇 30篇6節

詩人は、主が与えてくださる病の癒やしと罪の赦しを知っています。
そして主をほめたたえることも知っています。
そんな詩人が、順境の時に主を忘れてしまったことがあったのです。

決して揺るがされないとは、主の変わることがないことへの賛美であるべきでした。
詩人の順境も健康も、主の恵みと支えがあってのものです。
詩人は、再び悔い改めて、主の赦しと癒やしを経験するのです。

30篇は主への感謝に溢れた詩篇です。
その感謝には、悔い改めと主を呼び求める心があって生まれてくるものです。

私たちは平安のうちにではなく、不安のうちであっても「主は決して揺るがされない」と、賛美の声をあげたい。
そして悔い改めと主を呼び求める心を常に忘れないようにしたい。
「私はとこしえまでも あなたに感謝します」
シャローム