「自分に委ねられた良いものを、私たちのうちに宿る聖霊によって守りなさい。」テモテへの手紙 第2 1章14節
パウロは、テモテのことを愛する子と呼び、実子のように愛しています。
ここでは教会の指導者として、若いテモテがどのように歩むべきかを教え励まします。
しかし、その教えは「ああしろ、こうしろ」という、訓戒、説教ではなく、また、ノウハウを伝えるものでもありません。
テモテがパウロから伝えられ、同時に、祖母ロイスと母ユニケから受け継いだイエス・キリストへの信仰によります。
それもイエス様の恵みと父なる神と御子イエス様から与えられた聖霊によるものです。
テモテの働きによるものを頼りとするのではなく、どこまでもキリスト・イエスの恵みを頼りとしています。
そしてテモテの内側に住んでくださる聖霊の働きを頼りとします。
聖霊が働き、導いてくださるのを邪魔をしないことが大切です。
そして守るべきは、委ねられた良いものです。
それはイエス様から恵みとして与えられた賜物であり、同時に信じた時に与えられた使命です。
その良いものは聖霊によって守られて実践し、そして完成していくのです。
信じて生きる時、使命を果たそうと生きる時、聖霊が私の内側に住み、導いてくださっていることを感じ知ることができます。
シャローム