「主の声は水の上にあり 栄光の神は雷鳴をとどろかせる。 主は大水の上におられる。」詩篇 29篇3節
主の偉大さを賛美せよとの呼びかけの詩です。
3〜9節は「主の声」と言う表現を用いています。詩的な表現です。
主ご自身を現すとともに、主が人に語りかけ関係を持ってくださる神であることを示します。
また、天と地を創造された最初の時から、主はことばを持って創造をされ、支えておられる方です。
洪水も、雷鳴も、炎も、大木も主の力と偉大さの前には恐れて賛美することを語ります。
それは創造の初めの日から変わることがありません。
それを知らないのは人だけです。
ですから詩人は最初に呼びかけたのです。
同時に2節では「聖なる装いをして」と呼びかけます。
十分な備えをして、主の前に行って賛美せよとの勧めです。
いけにえを携えろと言うのではありません。私自身が主の前にふさわしく整えられて、賛美の心を持って進み出よとの勧めです。
主は大水の上にも、荒野の中にもおられます。主の声は、いつでも、どこにでもあります。
私が求めるならば、私はいつでも主とお会いして賛美することができるのです。
そして主を賛美する人は平安と祝福を得るのです。
シャローム