「あなたがたも用心していなさい。人の子は、思いがけない時に来るのです。」 ルカの福音書 12章40節
イエスさまが、弟子たちに語ってくださったことばです。
人の子とは、もちろんイエスさまのことです。
来ると言うのは、再臨の日に、もう一度イエスさまが御国から地上にと来てくださることです。
思いがけないとは、私たちが想像もできない形で来られると言うこと。
もう一度、地上に来られることは約束してくださっています。
しかしそれが、今日から先の二千年後だなどと、思ってはいけないのです。
主には一日は千年のような時なのです。時を造り時を支配される方がイエスさまです。
私たちは様々なことに心を動かされ、不安にもなります。今は、コロナ感染症という新しい脅威もあります。
しかし、イエスさまと再びお会いすることができるという希望を信じて待っているはずの信仰者がいつの間にか、まだ来ない、まだ来ないと言ってはいないでしょうか。
主は、忘れてしまわれたのか、本当に来てくださるのだろうかと不安になったりはしていないだろか。
用心していなさいとは、気を抜くな、疑うな、期待して待てと言うことです。
主イエスに、お会いしたいと節に祈っているでしょうか。
心から期待して待っているでしょうか。
待っている間にすべき使命をしっかり理解して取り組んでいるでしょうか。
思いがけない時とは、果たすべき使命を明日に先延ばししてしまった時ではないかと思うのです。
そうならないように、用心して大いに期待して今日を歩み始めたい。
主の約束は必ず実現するのです。
シャローム