「タルシシュの船よ、泣き叫べ。 おまえたちの砦が荒らされたからだ。」イザヤ書 23章14節

23章は、ツロとシドンへの宣告です。
古くから交易で栄えたのが、ツロとシドンの町です。
タルシシュの船が航海の途中でツロの滅亡の知らせを聞きます。
それはまた、相互の深い関係を持っていたシドンにとっても恥となり交易が減り、滅びに向うことを示します。
ここに記す砦とはツロのことでです。

どれほど栄華を誇り、力を持っていたとしても滅びるのです。
そしてここで示される滅びは、主のさばきなのです。
大帝国のバビロンもアッシリアによって滅ぼされます。
主の悔い改め、神を愛して、神のことばに従う生き方に変わらなければ、滅びが待っています。

機会はすべての人に与えられています。
栄華を誇るツロをに見るのか。それとも私を愛してくださる主を見るのか。
ツロの滅びを見て泣き叫ぶのではなく、自分の罪を自覚して、主の叫び求める者でいたい。
シャローム