「勇士のうちの、心の強い者も、 その日には裸で逃げるようになる。 ー主のことば。」」アモス書 2章16節

主がさばきをおこなわれることを語る2章です。
始めにエドムの王の骨を焼いて、これを侮辱し厳しいさばきがあることを示します。
そのさばきはユダ、エルサレムも例外ではないことを示します。

アモリ人を追い払って、カナンの地に入ることができたのは主の助けと恵みであったことを示し、その主の声を聞こうとしなかったユダの罪を暴くのです。
そのさばきは厳しいものであることを、14〜16節で語るのです。

主のさばきからは誰も逃れることができないことを示しています。
足が速くても逃げることはできません。強い力も役には立ちません。勇士と呼ばれる人も自分さえ救えません。
射手は、矢を放つどころか立つこともできないほどで、騎手もその腕を用いることはできません。

そしてついに、勇士で心の強い者も、何も持たずに逃げ出すのだと、示しています。
しかし、逃げ出しても、主のさばきを避けることはできないのです。
主のさばきは厳しいだけではなく、主のさばきがおこなわれた時には、誰もさばきを免れることはできないのです。
主のさばきが実際におこなわれる前に、主の前に悔い改めるのです。
主の前から逃げるのではなく、主の前に進み出て主の声を聞き、悔い改めることが大切です。

今日も主の前で歩もう。