「上にあるものを思いなさい。地にあるものを思ってはなりません。」コロサイ人への手紙 3章2節 (2017新改訳)

私の罪がキリストの十字架の死によって赦されたのですから、私は新しい人となっています。
それならば新しい人としての生き方が求められます。
それが1,2節にある「上にあるものを求める」「上にあるものを思う」生き方です。
それは言い換えれば、キリストを愛し、キリストに倣う生き方です。

その生き方とは逆の生き方が、地にあるものを思う生き方です。
それは悪い思いに支配された生き方です。
淫らな思いや汚れ、それらを思ってしまうことです。
それは実に貪欲であり、貪欲に支配されることは、貪欲が私の神となり、貪欲に従ってしまうことです。

貪欲に支配されないようにするには、古い私が既に死んでいることを確信して、上にあるものを求め続けることです。
心を、思いをキリストを追い求め倣うことで満たしていくのです。

イエス様がご自分のために生きるのではなく、私たちのために生きてくださったように、私も自分のためだけに生きることを止め、キリストと隣人のために生きることを求めるのです。
上にあるものを思わないとき、私たちはいつの間にか地にあるもののことばかりを思っているのではないでしょうか。
では、上にあるものを思うとは具体的にはどんなものなのですか。
上にあるものとは、見たことも聞いたこともないもののことではありません。
イエス様が歩かれた道であり、イエス様が愛されたもののことです。
それを思い、求めることを言います。
シャローム

シティリジョイスチャーチ 榊原康成
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