「主はこう言われる。 「ダマスコの三つの背き、 四つの背きのゆえに、わたしは彼らを顧みない。 彼らが鉄の脱穀機で ギルアデを踏みにじったからだ。」アモス書 1章3節

牧者、羊を飼う人であったアモスが主に召し出されて預言者となって人々に主のことばを伝えます。
そこには、人々の大きな罪と悔い改めない心が示されて、主のさばきまでが語られます。

幾つもの民族と町の罪が指摘されます。
ここ3節に続き、6節、9節、11節、13節と「三つの背き、 四つの背き」と、人々の大きな罪、繰り返される深い罪、悪が指摘されます。
その罪の大きさは、ここ3節では「鉄の脱穀機で ギルアデを踏みにじった」と、表現されます。
収穫物を脱穀するための道具を用いて、地を踏みにじる悪、非道な行為を指しています。
それは隣人の前だけではなく、主なる神様の前に犯された酷い罪なのです。
そしてそれは、繰り返され、悔い改めることがありません。
ダマスコだけではなく、ガザも、ツロも、エドムも、アンモン人もです。
皆、主の前に罪を重ね、悔い改めません。
それ故、主のさばきによって捕囚となっていくのです。

主が語ってくださる時に、素直に聞いて悔い改め、主の赦しと回復、その後に与えられる祝福を待つ人になりたいものです。

主に、三つの背き、 四つの背きと、指摘されるのではなく、主からの、三つの恵み、四つの祝福をいただける者になっていきたい。
それには、週の始めに主のことばを待ち望み、聞く人になっていきます。

シャローム