「あなたは いけにえや穀物の献げ物を お喜びにはなりませんでした。 あなたは私の耳を開いてくださいました。 全焼のささげ物や罪のきよめのささげ物を あなたは お求めになりませんでした。」詩篇 40篇6節
神さまが救ってくださったことへの感謝と祈りの歌です。
神さまが瀕死の泥沼から引き上げて、巌に立たせて安全を与えてくださったことへの感謝の祈りの声を上げることから始めます。1〜2節。
ここ6節では、神さまの助けは、ささげ物を献げることではないことを告白します。
いけにえを否定するのではないのです。
いけにえに勝る大切なものがあることを告白しているのです。
それは神さまへの従順な心と行動です。
「耳を開いてくださいました」とは、神さまのことばを聞き、従順に従う心が与えられたことを告白しているのです。
神さまが求めているのは従順な心で神さまのことばを聞く人です。
素直な信仰です。
ささげ物は救いの条件ではなく、感謝と従順の証しとして、献げられるものです。
最初に、そして大切なのは、神さまのことばを聞くことです。
シャローム