「夜回りは言った。「朝は来る。また夜も来る。尋ねたければ尋ねよ。もう一度、来るがよい。」」イザヤ書 21章12節
1節からドマ(即ちエドムの国)への宣告です。
主のさばきの中の苦悩の中から叫びます。
いつ夜が明けるのか、苦悩が終わるのかと、夜回りに尋ねるのです。
夜回りとは、預言者のことです。
前の11節では、同じ言葉が繰り返されて、苦悩から解放される時を、必死に預言者に尋ね求めるのです。
預言者は答えます。
苦悩からの解放の時は来ると、答えてくれます。
しかし、真の神の前に心からの悔い改めがないのであれば、夜はまた来るのです。
この苦悩は、主のさばきから来る苦悩なのです。
即ちそれは、自分の罪から来る苦悩なのです。
預言者に尋ねたければ尋ねよと、もう一度、来てもよいと教えてくれます。
しかし、苦悩からの解放は悔い改めない限り受け取ることはできません。
朝は来るのです。
私たちは、どのような苦悩の中でも、神に期待して朝を待てるのです。
これが幸いです。
シャローム