「「見よ。わたしがユダとエルサレムを 回復させるその日、その時、」ヨエル書 3章1節

「その日、その時」と表現して強調してるのは、終末の日のことです。
また「ユダとエルサレム」と表現するのは、イスラエルのすべての人のことを強調して指しています。神様の前には、漏れる人はいないのです。

今、イスラエルは、神様のさばきを経験し、苦しみと悲しみの中を過ごしています。
しかし、神様が定められたその日、その時には、その罪が拭われて、回復され、祝福が与えられるというのです。
さばきをおこなうことができる全能で全治、そして義の神様は、同時にあわれみ深くて赦しを与えてくださるのです。

そしてここから分かることは、祝福は自分の力で得ていくものではなく、神様のことばに従う中で、神様から与えられるものだということです。
回復も祝福も、神様が与えてくださるのです。そのことを間違えたくはないものです。

今も、私たちの世界、周りには困難や悲しみがあります。しかし、神様が定められている「その日、その時」には、回復と祝福が備えられていることを信じて、希望を持って今日を歩みたい。
見よ。と神様は言われます。見上げて期待していきます。

シャローム