「ですから、信仰は聞くことから始まります。聞くことは、キリストについてのことばを通して実現するのです。」ローマ人への手紙 10章17節
罪が赦されて救われ、神の子どもとされる、信仰の大切なことばが連続して語られる10章です。
「みことばは、あなたの近くにあり」
「人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです」
「宣べ伝える人がいなければ、どのようにして聞くのでしょうか」
「しかし、すべてのひとが福音に従ったのではありません」
そして「信仰は聞くことから始まります」と繋がっています。
キリストについてことばとは、キリスト・イエスが語られたことばとも言い換えることができます。
弟子たちのキリストに関する評価することばとかではなく、キリストの行動に現われた愛。
実際に、イエス様が語られたことば。
それらを聞くということです。
聞くとは、私の耳に届いた音ということではありません。
そのことばを受け止めていくことです。
ことばに表れた本質が、なんであるかを求めることです。
聞くことは、探し求めることでもあります。
耳で聞くのは意外と簡単でも、同時に心とたましいで聞くのは難しいのです。
聞くべきことば、本質は既にキリスト・イエスが語ってくださっているのです。
私に必要なことばは既に聖書にあります。
聞く人の内側に実現していきます。
シャローム