「主の命によりイスラエルの子らは旅立ち、主の命により宿営した。雲が幕屋の上にとどまっている間、彼らは宿営した。」 民数記 9章18節
主が、過ぎ越しの祭りの献げものについて命じます。
それは在留異国人が献げる場合についても命じられます。
掟は一つなのだと、主は教えます。
そしてイスラエルの子らと表現された彼らは荒野の旅を主の導きに従って歩み続けます。
進む、出発をする時も主が命じます。
宿営をしてとどまるのも主が命じます。
たとえそれがわずかな日にちの宿営であっても従います。
反対に、一月でも一年でも、主が命じなければ、宿営を続けて旅立たないのです。
私たち人の考える効率や計画に勝って主の命令があります。
何も考えずに従うのとは違います。
主が良いご計画を立てられて、主の恵みが注がれることを信頼し、期待をして日々を歩むのです。
それが荒野の旅立ちと宿営に現われるのです。
主の務めを守ったと、9章は閉じられます。
主の命に従うことの大切さと、そこから届く恵みを務めを守ることを通して知るのです。
「主の命」は、私を縛り窮屈にするものではなく、従う自由を経験して多くのものを与える命令です。
シャローム