「しかし、律法の一画が落ちるよりも、天地が滅びるほうが易しいのです。」 ルカの福音書 16章17節

律法の一画とは、日本語の漢字に当てはめるならば、漢字のトメハネ、或いは、横線より縦の線が飛び出しているかいないのか、と言う細部のことを指しています。
それが落ちる、変わってしまうことで、意味が変わります。価値が変わります。でも落ちることはないと、主は示されました。
そんな細かなことであっても、神の律法の一画、一点と言えどもいい加減に扱われることはないのです。
神の律法は、そのことばの通りに実現します。
たった一つの律法を変えることよりも、私たちが住むこの天地が滅ぶことの方が、神の前には容易いのです。

しかし、私たちは与えられている神の律法を完全に守り通すことができません。
それどころか、神の律法を自分勝手に解釈をしたりする者なのです。
それは天と地が滅ぶほどの大きな違い、罪となります。
そして、神が望むならば、今すぐにも私たちが足をつけて生活している地は、あっと言う間に滅びるのです。神のことば一つで滅びます。

天地を創造し、今も支えておられる神が恵みとして与えてくださった律法を、私たちは大切に聞いているでしょうか。
すべては一人の神から発しています。
地上での生活に喜びがあるのです。同じ神が与えてくださった律法に聞き従うことにも喜びを見出したいものです。
神の律法、ことばは、決して滅びないのです。
永遠の、確かで力ある律法をしっかりと聞く者となりたい。
シャローム