「律法の下にいたいと思う人たち、私に答えてください。あなたがたは律法の言うことを聞かないのですか。」 ガラテヤ人への手紙 4章21節

過激なと,思える言葉が並ぶ4章です。
どうやらイエス様を救い主と信じた人たちが,今また、律法を守ることで自分の正しさを誇り、信仰を完成させようとしているようです。
しかも、それは自分たちに都合の良い律法を守ることを異邦人たちに教えようと企てているのです。

それはイエス様の十字架の死を無駄にすることであり、信仰によってのみ与えられる義を捨てる行為です。
律法を守ることを誇りたい人を,律法の下にいる奴隷だと、パウロは言うのです。
律法を守ることでは罪から解放されません。

律法をすべて完全に守ることなどできないことは既に明らかになっているのです。
ですからこその信仰による義なのです。
それなのに律法を守ることを誇るなど愚かです。
もう一度,律法を守ることで自分の義を明らかにしたいと思うならば、それは自分が義とは決して認められないことを明らかにするだけのことです。
律法は、つねに私たちの罪を指摘し告発します。
それを赦してくださるのは神の御子イエス様だけです。

私たちは律法の下にいるのではなく,キリストを信じる信仰の下にいる自由の子です。
ですから,今日も喜んでキリスト・イエスのことばに従います。
シャローム