「異邦の使者たちにどう答えるべきか。 『主がシオンの礎を据えられたのだ。 主の民の苦しむ者たちは、ここに身を避ける。』」 イザヤ書 14章32節
バビロンの王に滅ぼされたユダが、主によって回復されて、以前よりもさらに祝福されることを語る14章です。
ペリシテ人が力を誇ってユダや他の国を攻めて奪っても、主が、最終的にユダを回復してくださり、異邦人も再建される主の民の住む国へ集うようになるのです。
14章の最後は、再建されるユダの国、ここではシオンと記される国が、主によって堅く立てられて支えられることを示します。
そこには最後まで主に信頼した人たちが集められ、平安に生きるようになるのです。
「主の民の苦しむ者たち」とは、謙遜に主の前に歩み続ける人のことです。
この人たちは、貧しいのですがきよいのです。
神なしでは生きられないことを知っている貧しい人です。
そして神に身を避け、地上の王の力を頼りとしません。もちろん、自分の力も頼りません。
主の助けと、主の回復を信じて、苦しい日々も耐えることができる人なのです。
主は、この苦しむ者を喜んでくださいます。
私たちは主のみを頼りとする者、主は、そんな私を喜んでくださるのです。
シャローム