「見つけたら、喜んで羊を肩に担ぎ、」 ルカの福音書 15章5節
100匹の羊の内の1匹が迷子となった時、持ち主である主人は、その羊を見つけるまで探し歩くのだと、イエスさまは教えてくれます。
迷子の羊は、主人との大切な関係が切れてしまった羊です。
そのままでは死んでしまいます。
この迷子の羊は私です。
神さまの愛の囲いの中から迷い出てしまって、大切な神さまとの関係が切れてしまった存在です。
そのままでは滅んでしまいます。
身体の死だけではなく、心とたましいが滅んでしまうのです。
迷子になったのは、私が罪を犯して迷い出たからです。
しかし神さまである羊飼いは、どこまでも私を探してくれます。
そして見つけたら、喜んでくれるのです。
そして肩に担ぎ、関係を取り戻してくださるのです。
神さまが犠牲を払ってくださるのです。
私が自分の罪の結果、迷い出て、神さまとの大切な関係を失ったのです。
それなのに、神さまの方から、恵みによってもう一度関係を結んでくださるのです。
神さまは、私たちのために犠牲を払うことを惜しむことはなく、関係が新しく結ばれることを喜んでくださるのです。
探し歩き、肩に担いで、戻ります。ここに神さまの愛があります。
シャローム