「「今、あなたがたの中にある異国の神々を取り除き、イスラエルの神、主に心を傾けなさい。」」ヨシュア記 24章23節 (2017新改訳)

ヨシュアの惜別説教です。
イスラエルこと12部族の父ヤコブ、出エジプトの指導者のモーセ、そしてモーセの従者にしてカナンの地に民を導き入れた指導者ヨシュア。
彼らの惜別説教に共通していることがあります。
それは主のしもべとして、最後まで主のことばに信頼し、同時に主にのみ期待して、地上での死がすべての終わりではないことを明らかにしたこと。
そして続く人々へ、その信仰を伝えて、後に続くことを語ったことです。

ヨシュアは、主が良くしてくだ去ったことを確信しています。
しかしここにあるように、民の中には、異国の神々の像を軽率にも持っている者たちがいたようです。
彼らは、それを軽く考えています。
しかしそうではありません。

主にだけ信頼する心と生活がなければ、必ず近い将来に失敗をするのです。
罪を私の中から放り出し、完全に取り除くことが大切になります。
主にだけ、心を向けるのです。
シーソーが一方の方向にしか傾かないように、主への信仰を傾けていたなら、他の神々へと傾き、心を奪われることはないのです。
そのためにも、混じり気がない信仰となるように、罪と汚れを取り除くのです。
シャローム