「泣き叫べ。主の日は近い。 それは全能者からの破壊としてやって来る。」イザヤ書 13章6節
13章は、南ユダを滅ぼしたバビロン帝国の滅亡とそこから始まる全世界の滅亡について語ります。
それはたまたま国が滅んでいくのではありません。
国とそこに住む人々の罪の結果、神のさばきが行なわれるのです。
さばきの日は近いと、ここ6節で語り。主の日が来ると、9節でも繰り返すのです。
さばきは逃れられません。
それは全能者から届くさばきです。
人と人の作った国とはまったく違う神の全能の力と、この世界を治めておられる全治の神としてのさばきなのです。
破壊としてやって来るとは、人の罪がその奥深いところまで暴かれて、徹底的にさばかれることを示します。
もう隠し通すことはできないのです。
泣き叫べとは、もはや手遅れであることを示します。
既に悔い改めるための猶予の期間は終わるのです。
主の日であるさばきの日が近いのです。さばきの日を迎えて泣き叫ぶことにならないように、今、悔い改めて主に祈り、全能者をあがめる生き方へ変わっていくのです。
どこまでもあわれみ深い神は、こうして語りかけ、神の前に悔い改める人を待っておられるのです。
主の日は近い、本当に近いのだと言うことを覚えたい。
シャローム