「もしも 私が 生ける者の地で主のいつくしみを見ると 信じていなかったならー」詩篇 27篇13節

確信の詩篇です。

信仰生活を全うすることを願い祈っています。
詩人を苦しめる敵があっても勝利することを告白します。
神の恵みを自分から取り去られてしまうことが一番の恐れなのです。

「主の家に住む」「あなたの道、平らな道」と、ことばは変えますが、主への信仰生活を全うすることを一番の望みとして祈ります。
しかし平らとは、困難も、試練もない道のことではなく、主が望まれる信仰生活を指します。
主に導かれる毎日を求めているのです。

その詩人が最後に望むのは、地上での日々に主の介入、導きのある生き方です。
困難を経験しても、悲しみや苦しみがあっても、そこに主がおられ、主の導きがあることを信じられる毎日を送りたいのです。

主が自分ともにいてくださることを感じて生きる日々を望んでいます。
困難や悲しみの中にも主を見ていたい詩人です。
主を感じ、主を信じて歩める毎日が詩人の喜びです。
私は日々の生活の中で何を喜びとしているだろうか、一週間の歩みを振り返って、喜びの時を再確認したい。
シャローム