「北風よ、起きなさい。南風よ、吹きなさい。 私の庭い吹いて、その香りを漂わせておくれ。 私の愛する方が庭に入って、 その最上の実を食べることができるように。」雅歌 4章16節

4章は、花婿が花嫁のことをほめたたえます。
その美しさ、気品についてほめます。
そして恐れないで、花婿のもとへ来るようにと呼びかけます。
10節では「私の妹、花嫁よ」と、表現を変えた上で繰り返して、愛情に満ちた呼びかけをします。
12節では、花嫁の純潔を示します。

そして4章の最後は、花嫁のことばです。
純潔を守っている花嫁自身のことを、花が咲き誇り香り豊かな花園にたとえるのです。
起きなさい、吹きなさいとは、花婿を迎えるべき時が来たことを現します。
そしてそこへ花婿を迎え入れることを告白するのです。

私たちは、イエスさまに、罪に沈んでいる中から見出されて、愛することばを掛けられました。
神の前には最低のはずの罪人が最高の愛のことばを掛けられたのです。
私は、このイエスさまに素直に答えて、心の中に迎え入れ、イエスさまのことばに従っていくだけです。
いえ、従っていけることが、私が良い香りを放つことができる恵みそのものなのです。
シャローム