「神に愛されている兄弟たち、私たちは、あなたがたが神に選ばれていることを知っています。」テサロニケ人への手紙 第一 1章4節

テサロニケ人への手紙です。
教会には苦難もあったようです。
そして教会に集う人たちは、再臨の主イエスとお会いするのを期待していました。
この手紙は再臨のことについて語ります。

そして手紙の冒頭には、ここにあるように主イエスを信じた人は、神に愛されている人であり、神がその人を選んでくださっていることを教えます。
神に選ばれているので、苦難の中にあっても再臨の主イエスとの再会の日の希望を失うことがないのです。
私が主を選んだのであれば、信仰の根拠は私自身となってしまいます。これはあやふやで頼りになりません。
しかし、主が愛してくださり、主が選んでくださったので、信仰が与えられて、主のことばに従う者になったのならば、頼りとなるのはキリストご自身です。それならば頼りとなり力強く揺り動かされません。

パウロがこのように言い切ることができるのは、パウロ自身が、神に愛されて、神に選ばれて、今の自分があることを確信しているからです。
私たちは、イエス・キリストを救い主と信じています。
私たちは、神に愛されており、神に選ばれてこうして共に集っています。
このことを確信をもって歩み、主に倣い、パウロに倣う者となっていきましょう。
そうすればまた、私たちの信仰に倣う人たちが生まれてくることでしょう。そこに喜びが生まれます。

シャローム