「今、私ネブカドネツァルは、天の王を賛美し、あがめ、ほめたたえる。そのみわざはことごとく真実であり、その道は正義である。また、高ぶって歩む者をへりくだらせることのできる方である。」ダニエル書 4章37節

王が夢を見て、その夢をダニエルが説き明かし、その説き明かしの通りに実現したのです。
そして実現とは、王がその通りのことを経験することでした。
天の神によって、ネブカドネツァル王は、へりくだらされたのです。
王は、野に下り、その後に理性が戻った時に天の神を認めるのです。

34節で「私はいと高き方をほめたたえ、永遠にいたる方を賛美し、ほめたたえた」とあります。
ここ37節にも天の王をあがめ、ほめたたえることばがあります。
繰り返されていることから、王が真実の言葉として語っていることが分かります。

ダニエルが、王に起きる苦しみをそのまま伝えることを恐れないで語ったことが、証しとなり王が神、主を認めるに至ったのです。
まだ、王は信仰を告白するというところまで至っていません。
しかし、王が神、主を認めています。

ダニエルが王様を恐れたり、恐ろし言葉を濁すことなく真実を語ったことが、王の発言に繋がっています。
私たちは、王や人を恐れるのではなく、神、主だけを恐れて生き、証しできる毎日を送りたい。

シャローム