「私は夜、床についても、 私のたましいの恋い慕う方を捜していました。 私が探しても、あの方は見つかりませんでした。」雅歌 3章1節

夜、床についても〜捜していましたとは、夜に眠った夢の中でも探していたという意味でしょう。
そして、捜していたと言うことは、花婿を失ってしまったということです。
2節には「私が探しても、あの方は見つかりませんでした」と、ありますから、花嫁の不安な心が現れています。
3節で、夜回りと出会い、その人たちの力を借りて、4節で、ようやく花婿を見つけるのです。
そして、捕まえて離さないと告白をするのです。

花婿は、たったひとりの大切な相手です。
その方を失うことはできません。
もし、失ってしまったならばと、不安、恐れが花嫁の心とたましいを支配します。
その不安は夢で見るほどです。

私は、心から、たましいの深いところから花婿である唯一の神を恋い慕っているでしょうか。
活発に行動する昼に、静かに眠るはずの夜に、神を恋い慕い求めているだろうかと、自分に問いかけてみます。
花婿を失ったと夜回りに自分の心をさらけ出してでも、それを恥ずかしいなどと思わないで、花婿を見つけたいと願うことができるでしょうか。

見つけ出し、もう失うことがないように、私の一番大切なところに迎え入れることが大切なのだと、教えられる、恋い慕う花嫁の心です。
私も、私の救い主イエスさまをこのように恋い慕い迎えていたい。
シャローム