「弟子たちは喜びと聖霊に満たされていた。」使徒の働き 13章52節

主イエスを、私の救い主と信じる人はみんな主の弟子です。
「信じた人」というのも確かなことですが、その人は「弟子」なのです。

26節に「この救いのことばは、私たちに送られたのです」とあります。
福音、聖書のことばは私のために私に送られた特別なことばなのです。
でも、送られたというのは空から降ってくるようなものではありません。
42節には「話してくれるよう頼んだ」とあります。
信じて弟子となった人が、救いのことばを話すのです。伝えるのです。
こうして大切な神様の救いのことばが送られて届くのです。

そしてまた一人、弟子となっていきます。
弟子は、喜びと聖霊に満たされるのです。
喜びに満たされるとは、ひと時だけの喜びではなく、もう失うことのない喜びであり、継続する喜びです。
また、私には喜びだけれども、別の人には喜びとはならないものとは違います。
みんな同じ喜びを受け取り味わっていくのです。

そして喜びだけではなく、聖霊に満たされるのです。
神様から離れてしまって、さすらい迷う人ではなく、いつも神とともに生きて、平安に満たされる人です。
自分の人生、日々に足りないものがあると感じて不安となり、次々に何かを求める人ではありません。
満たされています。
神とともに生きる喜びに満たされるのが弟子なのです。

シャローム