「ダビデは、主の前で力の限り跳ね回った。ダビデは亜麻布のエポデをまとっていた。」 サムエル記 第二 6章14節
神の箱を神殿に戻すために運ぼうとして、一回目は失敗をします。
元々、神の箱が奪われたのは、イスラエル人が戦場で神の箱を持ち出して神の力を利用しようとした罪の結果でした。
今、ダビデの治世が落ち着き始めた時に、ダビデはこの大切な神の箱を正しい場所に戻そうと努力した訳です。
しかし、人の考えや、方法ではなくではなく、主を崇めて神の箱を接しなければ、神の怒りがあることを、一回目に学んだダビデでした。
神が仮に置いた町をも祝福してくださるのを見て、もう一度、神様を中心にして、運びます。
そして、今度はちゃんと運ぶことができたのです。
神の箱を町に迎えることができた時、ダビデは、神様を賛美して踊りました。
奪われた神の箱を取り戻せたと、民に対して自分の働きを誇るのではなく、民の代表として喜び、賛美したのです。
しかも力の限りです。
それは心からの信仰と、心から湧き上がる賛美の心を現しています。
二心の無い、ダビデの真実な神様への賛美と畏れがあります。
亜麻布のエポデもまとっていますから、礼拝を献げる聖なる心と姿勢でおこなっていることも分かります。
私たちは今、神の箱を目にすることはありません。
しかし、毎週の日曜日の礼拝で、力の限り賛美して歌い。
力の限りの礼拝を、皆で心を一つにして献げたいと思います。
日曜日を楽しみに待ちたいと思うのです。
シャローム