「そのとき、その地が荒れ果て、あなたがたが敵の国にいる間、その地は休む、その地はその安息を享受する。」 レビ記 26章34節

偶像礼拝を厳しく禁じることばで始まる26章です。
安息日と聖所での礼拝を命じ、それを破る時には主によってさばかれ「7倍」の懲らしめがあると語られます。
7倍ということばが3度も繰り返されて、その厳しさと完全さが示されます。

しかし、主はあわれみ深い方なのです。
最後は主とアブラハムとの間の契約を忘れないで、滅ぼし尽くさない回復させてくださることを示されます。
そして、その前に主は安息が不思議な形で与えられることを示されます。
さばきに会い、困窮した民は、敵国の中に散らされて行きます。
そして約束の土地を耕すことができなくなります。
しかし、それがその土地にとって安息の期間となって、土地はその力を取り戻すのです。

さばきで打たれることが、安息へと繋がり、来るべき解放の年の力を蓄えることになります。
主を忘れてしまった民が、主のさばきの中にいる期間が主を思い起こし安息を取り戻す時になるのです。
まるでさばきが回復、癒しの時のようです。
主に立ち返る者は、さばきの中で安息と祝福を受け取っていけるのです。
それでもやはり大切なのは、安息日の聖所、教会での礼拝を心から献げることなのです。
日曜日に、主の前に休むことを覚えたい。

シャローム