「種蒔く人に種と食べるためのパンを与えてくださる方は、あなたがたの種を備え、増やし、あなたがたの義の実を増し加えてくださいます。」コリント人への手紙 第2 9章10節
パウロは、次ぎにコリントの教会を訪問した時に、以前彼らが約束をしてくれた困っている教会への支援の献金を受け取る予定でした。
そのため、その献金が約束通りに準備できているのかを確認をしています。
しかしパウロはただ献金のお願いをするのではなく、献げる人を主が祝福してくださることを教えます。
ですから惜しまずに献げるように勧めます。
また、喜んで心から献げ、自分の心に忠実に献げるようにも教えます。
ここ10節では、献げる人が献げるための実りのために、まず、主が種を与えてくださることを教えます。
同時に献げる人が貧しくなることはないことも教えます。
さらに、心から喜んで献げる人には、主は種を与えるだけではなく、収穫のために育て増やしてくださることを教えます。
献げる人が惜しまずに献げる時、実に主は、その前から、惜しまずにその人に恵みを注ぎ、実りを増やし、生活を豊かにしてくださっているのです。
献げることができるのも主の恵みであり、主は、私たちの手を通して良い業が広がっていくことを望んでおられるのです。
そのために主は、信仰者を惜しまずに恵み、守り導いてくださいます。
信じて献げるのかどうかは私たちの信仰が問われ、その決断と行動が待たれるのです。
シャローム