「きよい良心をもって、信仰の奥義を保っている人でなければなりません。」テモテへの手紙 第1 3章9節
教会の監督、また執事になって行くべき人の資質について1節から語られます。
ここを読むと、とてもふさわしくその任に就ける人などいないように思えます。
すくなくてもとても自薦できる人などいないでしょう。
しかし、ここ9節を読むと、一つひとつの資質、行動がふさわしく正しい人でなければ監督や執事にはなれないというのとは、違うことが分かります。
「きよい良心をもって」とは、二心ではなく、聖書の神だけを信じて従おうとする人のことです。
「信仰の奥義を保っている人」は、聖書の教える教理を守っている人と言うことになりますが、それは律法を順守するのとは違うのです。
神を愛し、神のことばを慕い求めて、従おうとする人のこと。
神と人を愛して、みことばをいつも真剣に、そして素直に聞き続けられる人のことです。
神を愛することを抜きにして、きよい信仰生活や教会の監督にはなれません。
反対に神を愛する生活をしている人は、それだけで人々を導く模範となり、使徒たちを助ける教会の大切な働き人となっています。
いつもイエス様だけを見つめて、愛して信仰生活を送っていきたい。
シャローム