「主が人の声を聞き入れられたこのような日は、前にも後にもなかった。主がイスラエルのために戦われたからである。」ヨシュア記 10章14節 (2017新改訳)

ヨシュアがアイの町を打ち、滅ぼしたことを聞いて、他の町の王とその民が、ヨシュアとヨシュアと手を組んだギブオンの町を打つために、戦いを挑んできます。
主は、ヨシュアに恐れるなと、語りかけ、主がともにいて、敵である彼らを、ヨシュアの手に渡したとも語りかけてくださるのです。
ヨシュアは、彼らを討ちます。
主も、大きな雹の石を降らせて、敵を討ちます。

ヨシュアは、続けて主に祈ります。
太陽と月の運行を止めて、その間に戦いに勝利することを願ったのです。
主は、こんな突拍子もない願いを聞き入れてくださり、ヨシュアは勝利します。
これは特別なことでした。
このような奇蹟は、む二度と起こりません。

しかし大切なのは、こんな特別なことが起きて勝利したことではありません。

ここ10章に記される戦いの始めから終わりまで、いつも主がともにいてくださったこと。
また、主がイスラエルとヨシュアのために戦ってくださったこと。
主が、勝利を与えてくださったことです。

私たちは剣では戦いません。
しかし信仰の戦いはあります。
その戦いの武具は、みことばであり祈りです。
そして私たちの信仰の戦いは、いつも主がともにいてくださり、主が戦ってくださる。
私たちが恐れないで、問題に向き合い、戦いに出て行くならば、主が、先立ってくださり、主が勝利を与えてくださるのです。

主は、イスラエルのために、私のために戦ってくださる。
私たちは主に愛されているのです。
シャローム