「ですから、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。」 ルカの福音書 11章9節

真夜中に旅の途中に訪ねてきた友人のために、町の友人にパンを貸して欲しいと求める人のたとえ話に続いて、イエスさまはこのように教えました。
求めなさい。

探しなさい。たたきなさい、と続けて語られますが、どのような場合が探し、或いは叩くべきなのかではなく、求めるべきであることを教えてくださるのです。
私たちには、必要とするものがあります。
それを手に入れるためには、求めなければいけないのです。
それこそ必死に求めるのです。
求め、探し、叩くのです。

しかし、神さまは、求めない人には与えないと言う意地悪で、厳しいかただと言うのではありません。
神さまは、惜しみなく与えてくださる方です。
しかし、求めるべきであること、どうしても得るべきである価値のあるものであることを知って、私たちがそれを得るように。
私たちに求めることを教えるのです。

資格がいるのではありません。
しかし、必要であること、価値があることを知らないまま与えられても、そこに意味を見出すことができず、感激もしないでしょう。
それではいけないのです。

しかし、罪人の私たちは、求めなければ与えないのかと、神さまに文句を言うような者です。
価値があり、絶対に必要なものだからこそ、自分から求めるべきなのです。
求める者には、神さまは惜しみなく与え、想像以上の豊かさで報いてくださるのです。

求めましょう。今日も、礼拝の中で主はあなたのための特別な恵みを備えていてくださいます。
シャローム