「その仮庵は昼に厚さを避ける陰となり、嵐と雨から逃れる避け所、また隠れ家となる。」イザヤ書 4章6節
この時のイスラエル、エルサレムの町は、戦いに敗れて男性の人数も減り、幸いな結婚をすることも難しい状況でした。
しかし主が、主への信仰を守っていた者を、エルサレムに残してくださいました。
やがて、その人たちに主から回復が与えられます。
その時、町はまだ荒れ果てていて、残りの者も仮庵に住んでいるのです。
普通に考えるならば、仮庵とは、その名の通りに仮のものであり、また、貧しい建物ということでしょう。
しかし、そこには主の臨在があります。
さばきではなく、そこからの回復と主の祝福が与えられるのです。
仮庵であっても、主が、主の臨在をもって、あらゆる災いから守ってくださる。
仮庵に住む者たちを、全ての外敵からも守ってくださるのです。
地上の世界での立派な住まいや力が、私の守りとなるのではありません。
主を信じ、主に従って生きる者とともに主がいてくださることが私の守りであり、盾となります。
そして守られている信仰者は、主の側で安らぎ平和に生きるようになるのです。
主は、我が避け所、また隠れ家です。それは緊急時のことではなく、日常においてなのです。
シャローム