一番有名な詩篇と言ってよい23篇です。
私たちの人生、日々の生活について、主を信じる者の幸いを歌います。
ここには嘆き、不安はなく、確信と喜びに満ちています。
羊飼いは「私を飼う者」とも訳せます。
私の人生の真の自由は、私に主人があり、私を愛する羊として養い守っていてくださる場所にこそあります。
ここで「乏しいことがありません」と、あります。
続く2節では「緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われます」と、歌います。
私の日々に必要な物は、すべて主によって最高の物が与えられると告白しています。
しかしそれは日々の食べ物が与えられていることや、困難から守られると言うことに終わりません。
私が生きるべき場所、私が居るべき場所が、主によって与えられて守られていると言うことです。
それは私をありのまま受け入れてくださり愛してくださる場所です。
足りないことがない、と言うのではなく。
目に見える恵み、目には見えない日々の恵みと守りのある場所に、今、私は居ます。
キリスト・イエスを信じる人には、その場所があります。
居るべき場所が与えられて、私の価値が認められていると言うことです。
主を愛して主とともに歩むことができるのが、乏しいことがない、私の生きる場所です。
シャローム