「あなたがたに対する私たちの愛の心は、狭くなってはいません。むしり、あなたがたの思いの中で狭くなっているのです。」コリント人への手紙 第2 6章12節
パウロを批判する人たちは、パウロが有名ではないと批判したりもします。9節。
しかし、パウロはそんなことは問題ではなく、もちろん、パウロは良く知られているのですが。
大切なことは、いまは、今は、初めに聞いたイエス様の福音を信じて、そのことばに従うことだと、繰り返すのです。
ここでパウロは、愛の心と言う表現で二つのことを教えます。
一つ目にパウロは、批判されても、変わることなくコリントの教会と人々を愛しています。
間違った教えには、厳しい言葉で導きますが、愛しているからなのです。
狭く放っていなく、むしろ愛は広がっているのです。
しかし、コリントの一部の人々は、心を狭くして、頑なになって、パウロの忠告を聞こうとしません。
キリストにある愛の心を失い、福音から離れそうになっていると、訴えているのです。
二つ目にはキリストを愛することは、自分の生き方の中で愛を実践しなければいけないのです。
パウロを批判する人になびいている人は、キリストを愛するのではなく、この世界の価値観を愛しています。
14節以降に記されるとおり、この世界の価値観から離れて、キリストを愛する生き方をしっかりとするように勧めるのです。
キリストを愛しながら、キリストを離れたこの世界の価値観を愛して、生活することはできないのです。
何れにせよ、頑なにならないで、キリストを愛する心を広くしていきましょう。
シャローム