「ヤコブの家よ, さあ、私たちも主の光のうちを歩もう。」イザヤ書 2章5節
一つ前の4節で剣を鋤に、槍を鎌に打ち直して、もう、争わないと語られています。
戦争がなく、平和な状態になることが示されているのです。
しかも、その平和は永遠に続くことが示されています。
預言者イザヤが生きた時代に、争い,戦争がなく平和な状況が続くことなど、想像できないことでした。
それを今、主が、そのような平和な時代が訪れることを示されました。
主が,約束をしてくださったのです。
その上で、ヤコブの家,即ち神が選び愛してくださったユダやの民に語られたのです。
さあ〜歩もう。というのは招きです。
主の光のうちを歩もうとは、悔い改めへの招きです。
これまで、神,主を知っているはずのユダヤの民は,主に背を向けて,罪を重ねて来ました。
一向に悔い改めることがない民となっていました。
そんな民に,主は,平和な時代が訪れることを約束し,見せてくださった上で,悔い改めに招くのです。
さばきと滅びではなく、悔い改めと平和な世界への招きです。
あわれみ深い主の招きは、いつも私の近くに有り,私の耳の近くに有ります。
「さあ〜」とは、主の強い招きを示します。
主の招きを聞いて,悔い改めて神の民として歩みましょう。
シャローム