「見よ。全地の主の契約の箱が、あなたがたの先頭に立ってヨルダン川を渡ろうとしている。」ヨシュア記 3章11節 (2017新改訳)
ヨルダン川を渡れば、そこは約束の地カナンです。
旅の大切な最後の一歩というところです。
そしてヨルダン川は、この時期は水があふれているのです。簡単には渡れないのです。
しかし主のことばに従い、祭司が契約の箱をかついで水の中に足を進めると、水はせき止められるのです。
信じて従い、水に浸らなければ水はせき止められません。
この時、イスラエルの民は幸いなことに、先頭を行く契約の箱を見ることができたのです。
屈強な兵士に一団が、最前列を進むのではないのです。
主を礼拝する幕屋に仕える祭司が、主の箱を担いで、最前列を進むのです。
いいえ。主が先頭を進んでくださるのです。
主が、先立って前を進んで、ヨシュアと民を導いてくれるのです。
なんと幸いなことでしょう。それを目で見ることができるのです。
私たちが、信仰の決断をして足を進めようとしている時、私たちは時に不安になり、又、迷います。恐れもします。
しかし見るのです。信仰の目で見るのです。
私の前を進み、私を守り導いてくださる全能の主が私の進むべき行軍の先頭に立っていてくださるのです。
私は、一人で信仰の戦いをしたりしない。進まない。
主が、全能の主が私の前を行かれるのです。
私はそれを信仰の目で見て、後に続くのです。迷わず、恐れないで大胆に進むのです。
主の約束は、そうやって与えられていくのです。
シャローム